沖縄の保育園の、開園前後の期間を10日ほど、動いた。走った。
ところが終わってみると。
例えて言えば、走りきって、振り向くと、実はなん本かの綱渡りの綱だった。
ゾッとする。
分かっていたら、とても走ってなんか渡れない。
分かっていたら、おそるおそる、伝っただろう。知っていたら、前ではなく俯いて、綱だけを見ただろう。
分からなくて助かった。綱が見えなくて良かった。綱渡りを数本したなんて知らなくて、有難い。
そうでなければ、渡らないか、しがみつくか、踏み外すか、だった。
前しか見えなくてよかった(笑)なんて、可笑しなもんだな~。