服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

一喜一憂しよう、驚こう、不思議がろう。

最近、思う。よく、物事に一喜一憂するなと言うけれど、それは場合によっては違うだろう、と。

新しい事業や、自身の初の分野に挑戦するときは、物事に一喜一憂するのが自然だ。驚いたり不思議がったりするのが、当たり前だ。

 

イノベーターや起業家は、未知の世界に挑戦ったり、自分にとっては新しいことだったりする。ならば、起きること起こることは、初めてのことばかり。驚いたり、不思議に思ったり、一喜一憂したり、無駄な動きをしたり、失敗したりするのは、当然だ。

 

この半年、私はずっとそうだった。

これはこの世界では常識か? これはこの分野では普通のことか? 先週喜んだのに、今日は落胆? あんのことしなければよかった!……その繰り返し。(笑)

 

思い出すと。前職ではいちいち驚かなくなって、一喜一憂しなくなって、動じなくなって、起こることに歓喜と落胆の波がなくなって、達成も成功も当たり前になって、辛くもなくなって、それが辛くなった。そしてパタリと、使命の終わりを感じた。

 

だから。

一喜一憂しよう。驚こう。不思議に思おう。自分が素人であることを喜ぼう。自分は新しい世界で挑戦しているのだから。