首都圏の駅を通ると、とあるタイプの見知らぬ人から、話しかけられる。遭遇したことのない人は、何のことだか、分かりづらいだろうが。
「あなたの人相は輝いています。詳しく見せてくれますか」「何か大変によい輝きが額からみえます。ちゃんと‥‥」「大変に運のよい相です。何かしていらっしゃるんですか‥」
人間心理をよく研究している。悪い気ははしない。たぶん、これで思わず立ち止まる人もいるだろう。そして、自分は運が良いのだという思いを満たすのだろう。そして、このまま、変な勧誘へと引き込まれる。
しかし、私はこう答える。「ええ、皆さんから言われます」「はい。輝いています」慣れたもんだ。そして、通りすぎる。余計な勧誘に時間を取られるのも、いやだし。
ところが、この前、首都圏のとある駅で、こんな思いがけない通りがかりの質問があった。「あなたの愛は足りてますか」
とっさに「足りてます」と答えた。
しかし。これは。いったい。
どんな心理学的洞察からくる、勧誘の言葉だ?(笑)