2020-03-09 「潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」 万葉集、額田王の歌。『にきたつに、船乗りせんと月待てば 潮もかなひぬ今は漕ぎいでな』宮古島に二泊三日の出張をして、今日仕事を1日して、そして夜となった。何か、凪ぎのような日である。まるで、風がやんだ、みたいな。 多忙な中で頭さえ回らないと思いながらの日々が、不意に静かになる、みたいな。凪ぎの後は、風向きが変わる。満を持して、戦闘開始だ。そう、潮もかなひぬ、だ。いまは漕ぎいでな、だ。