服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「量の蓄積は質の転換をもたらす」私の方法とコツ

質問が有ったので、そのコツを書く。

「量の蓄積は質の転換をもたらす」
これは私の、目標を達成するときの、何かを習得したり学ぶときの、新分野に挑むときの、モットーである。

たとえば努力の量を、書籍の冊数を、知識や情報の獲得数を、何かの参加の回数を、会う人・話を聞く人の数を、まず100を目指す。あるいは50を、または30や10を目指す。

そして、とにかく、数や回や量を重ねる。

さて、そこで大事なコツがある。それは、もしも、最初に目指した数や回数や量に行きつく前に「あ、もういいな」「うん、これ以上は必要ないな」などと思ったら、そこで量の蓄積を、一旦は終えることだ。

その時は、それ以上、やる必要はない。そこで止めるか、一旦休むことだ。それは、なぜか。

まず、もともとその数は、知らない分野に対して、やみくもに、取り敢えず立てた目標だ。合理性のないことを、目指す必要はない。

そして、もう一つ。
入力の量が一定量を越えると、いくら入力を増やしても、出力が増えなくなる。というのがある。経済学で言うところの「収穫逓減の法則」だ。

あるポイントを越えると、努力の量は、結果に結び付かなくなる。というのは、かなり分野で知られている法則だ。

だから、賢く、そこで終わろう。
あるいは一旦休んで、また気が向いたときに、量の蓄積を始めよう。
すると、あら不思議。なんとレベルが上がっているのだ。なんとぐんぐん吸収出来るのだ。質の転換が成されているのだ。