服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

成果を高止まりさせて、新しいことにわくわく。

通訳という職業を約30年。15年くらいは重ねてパラレルで、公共政策の仕事を20年。そして、重ねてパラレルで社会起業家という仕事に変え数年、保育園を初めてから、約5年。

分野がまったく違うので、以前の職業の成果は、足しにはならない。1からやりなおしだ。

だが、経験は役に立つ。その世界で学んだことが、別の形で生かされることもある。

それは「成果を高止まりさせる」精神と工夫だ。

通訳の仕事で、実力を維持する工夫と苦労から来た。語学というのは「流れる川を遡る」努力だ。常に勉強していて初めて現状を維持できる。努力を怠れば、ずるずると後退する。

その感覚が、別の仕事をするときに、生きた。

常に努力する、常に磨く、いつもアップデートする。だが休まないと疲弊する。そこで、落ちても少なくとも段階で下げ止まるようにする。語学と違って、下げ止まる。

すると。語学と違って、そうとう努力して成果にしたら、高止まりさせることができる。そんな感覚だ。

どうせなら、疲れ切ろうがバーンアウトしない程度に頑張り、高止まりさせてから、休む。そんな方法だ。

だから、疲れたはずなのに、新鮮な、楽しい気持ちで、新しいことに挑戦できる。そんな発見だ。

保育園の設置は、高止まりさせた。保育園も楽しい。子どもは相変わらず、可愛いっ。

そして同時に、いま、ドローンにワクワクしている。新産業の、新人材を輩出する、そんなスクールをつくりたい。