「怖さを失ったら、この仕事はやっていけない」「どんどん近寄っていく。その恐怖は何とも言えない」
船乗り・船長をしている知り合いの、その尊敬する先輩が出るというので、『情熱大陸』を録画して、今日見た。
世界有数の過密海域である東京湾で、活躍する水先人。
「格好いい操船は求められていない」「権威というものをあまりにも強く出しすぎると、何か間違ったことをしても、下のものは何も言えなくなる」「安全が一番」「(矛盾する両方の判断で)悩みきること」
書けば普通の言葉だが、画面の人物の顔や話し方から滲み出るのは、深い含蓄である。
私は、それを人生や、自分の仕事に置き換えて、考えてみる。