歴史から学ぶ戦略がコンセプトの本を読んでいたら、こんな意味合いのことが出てきた。
「不可逆な変化に直面したら、目標を変えないといけない」
「戻すことが不可能な新たな事態が起きたら、それを認めて、新しい世界観をつくらなければならない」
「起きてしまった不都合な変化は、直視して、新たな構想をつくり直す必要がある」
戦略ミスによる、とある民族とその文化の没落の歴史を、“もしも”という論をたてたものだ。
歴史は役に立つ。
さて、歴史というほどの重大なことではなくとも。
マネジメントやオペレーション或いはディレクションをしていると、普通に、大小含めて不都合な外的変化や、転換不可能な事態や、不可逆な流れがあり、取り返せない失敗や後退を起こすことがある。
私も、つい最近、間違いをおかした。
おのれの愚かさゆえの失敗を、直視しよう。認めよう。そして、立て直しをし、構想を練り直そう。