服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

時には「起きてしまった“不都合”を、きちんと取り込んで新たな世界観をつくる」ことも必要な戦略

歴史から学ぶ戦略がコンセプトの本を読んでいたら、こんな意味合いのことが出てきた。

「不可逆な変化に直面したら、目標を変えないといけない」

「戻すことが不可能な新たな事態が起きたら、それを認めて、新しい世界観をつくらなければならない」

「起きてしまった不都合な変化は、直視して、新たな構想をつくり直す必要がある」

戦略ミスによる、とある民族とその文化の没落の歴史を、“もしも”という論をたてたものだ。

歴史は役に立つ。

さて、歴史というほどの重大なことではなくとも。

マネジメントやオペレーション或いはディレクションをしていると、普通に、大小含めて不都合な外的変化や、転換不可能な事態や、不可逆な流れがあり、取り返せない失敗や後退を起こすことがある。

私も、つい最近、間違いをおかした。

おのれの愚かさゆえの失敗を、直視しよう。認めよう。そして、立て直しをし、構想を練り直そう。