服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

始めたか。それが問題だ

思いもよらず、起業家仲間が、いきなり、沖縄の保育園に訪ねてきた。そして名言を残して帰っていった。

一緒にハーバード社会起業大会に参加した仲間だ。おもしろいやつで、ボストンにスタディツアーをしている間、話すのか一番楽しい人だった。

何しろ、そのとき彼がくれた二つの言葉が、その後の私の大学設立という社会起業を左右した。

今回も玄関口にひょっこり現れた。(笑)
話題が、私がとある大学院で社会起業を目指す人を対象に講義したことに及んだ。

すると即座に、それを聴講した人の中にその後「始めた人、いた?」のかと問うてきた。実際に行動を起こした人がいたか、起業した人がいたか、という問だ。

その質問が、起業の本質を突いている。そう、始めることが重要だ。始めることが全てだ。始めることが難しい。

起業だろうと、実現したいアイデアだろうと、資格試験だろうと、お稽古ことだろうと、とにかく始めなければ何にもならない。

とにかく始めること。それが勝利のカギだ。彼は、それを重々感じている。
そして、様々悩んだり考えたりしながら、実際に事を起こさない人に、残念がっているのだろう。

とにかく。始めろ、事を起こせ、実行しろ。私もそう言いたい。