服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

今の私には、採用はまるで福袋

法人とか会社とかは、従業員を採用する。

この約3年。沖縄の法人での採用は、私にとってはまるで“福袋”である。

買って、袋を開けて見るまでは、分からない。良いのも、期待外れも、思いもよらないものも、とにかく分からない。

福袋って不思議だ。中身が見えない。それなのに買う。買うときは能動的。開けてからは、受動的。受け入れるしかない。

これ良いなと思ったものが、サイズがいまいち合わない、とか。必要ないなと思ったものが、後で意外にも役立つ、とか。本当にすぐに見切るものもある。

さて、人事採用は、本当に勤めてからしか、分からない。あんなに真剣に面接したり、良い人からの紹介だったりするのに。

これでも私は、他の職員から「よく人を見抜く」「さすが代表が入れた人は違う」と言われている。

しかしそれは美しい誤解だ。(笑)
見えない。見抜けない。中身が分からない。