私の表現で言えば。たとえて言えば。
起業とは、下りエスカレーターを駆け昇るようなものだ。
だから、下る速度より速いスピードで昇らなければ、上がれない。ただ頑張っても同じスピードならば、同じ場所。遅ければゆっくり下がる。
休めば落ちていく。努力しても、乗り込んだ元の階にもどる。無駄になる。
コツは、下りの速度に勝る速度で上ることだ。
できたら一気に駆け上がること。突破するかのごとく走ること。とらわれることなく昇ること。
そのために。上りきるには、乗り込む前に英気を養い、体力と健康を整え、必要な武器を集める必要がある。
私はこれまで約5年、逆エスカレーターをかけ登り、そして踊り場にいる。たとえだ。
そして、いま、次に登る下りエスカレーターを前にしている。それが一階分か三階分まで上がるものか、見極めているところだ。たとえだ。
見極めて昇らなければ、無駄になる。
慌てない。休む。態勢を整える。
次の準備をする。智恵と知識をつける。必要なモノを集める。
いま、そんな気持ちである。