何か行動して、結果的に凹むようなことがあるとする。しかし時間がたって、実は一センチくらいは、前より進んだことに気がつく。
今日、ある行動をして、結果、ガクリとすることがあった。午前中のことだ。
落胆のあまり(言いすぎだ笑)、ランチの場所もなかなか決めきれず、注文もボーッとし……。
だが、ご飯を食べて、コーヒー飲んで、午後になって、ふと気がついた。
やる前より、知識が増えた。知恵が増えた。
「手続きというものには条件がある」という真理に、身をもって気がついたのだ。大袈裟だが、私にとってはこれは激しい悟りだ。
そこで、同時通訳界の名文句に乗せて言おう。
この一歩は人類にとっては僅かな一歩だが、私にとっては偉大な一歩だ。