20才前後のころ、私には何の実力もなく、社会的力もなく、時間はあった。
その頃はまさに”考えることしかできない”時期であった。考えたし、考えてばかりいたし、考え続けていた。そして空想ばかり。行動はなかった。
しかし、あの時期が、その後のことを支えている。その後の基本を作っていた。
暫くして、“行動するしかない”時期が巡ってきた。その時ぶれずに判断できたのは、スピード感をもって行動できたのは、あの時期にとことん考えたからだ。
周期をもって、新しい分野や仕事に入ったり、新しい行動をしてきた私だ。
長い周期で、考えることしか出来ない時期と行動・実行・実現する時期を、繰り返している。
で、一つの事業の実現の時期にも、短い周期で、考える時期と行動する時期を繰り返していることに、最近気がついた。
むしろ意図的に、“考えることしかしない時期”を作っている。
さて。明日から、集中して考える時期に入る。おそらく数日間。
どこかのリーダーのように、“考えることしかできない時期”を失って迷走する、ということをしないようにする。