服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

戦士の履歴書

私が知っている一人の戦士。

その闘い方は、いつも静か。
その闘いは、いつも愛情に満ちていた。

だから、その戦士が、実は熾烈に戦っているなんて、誰も分からない。
だが、内に秘めた炎は激しいし、弱まることはなかった。

弱い者の味方になること、人を幸福にするために支えること、不公平には断固として反骨になること。それがこの戦士のスタイルだった。

その支援のしかたは、常にさりげない。
恩着せがましいことはしないし、決して言わない。

唯一、飲んで、稀に、ある一定の段階になったとき、立ち上がってジャンヌダルクのように、演説を始める。

美しい戦士であった。
優しい戦士であった。
愛される戦士であった。

尊敬すべき、闘いをした人であった。
私は、この戦士に、遠く及ばない。