服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

哀しみは放物線を描いて癒えていく‥‥はず。

自分自身の人生で、家族の次に大事な人を、病気で失った。

中学一年の時に知り合って以来、同じ高校に進み、同じ人生の哲学を選び、高校卒業後は、それぞれの場所で生きながらも、親友として続いていた。

私が北京に留学するときに、見送ったのは彼女だ。私が局面で困ったとき、局面で苦しんだとき、助けたのは彼女だ。

私に栄誉があったとき、歓喜してくれたのは彼女。私に重大な責任が課されたとき、同じように真剣な眼をしてくれたのは彼女。

私が大学を創立する!と動き出したときに、物心両面で援助してくれたのは、彼女だ。

「君が憂いに我は泣き、我が喜びに君は舞う」という親友だった。

「まるでマルクスエンゲルスだね」と言われるほどの、私への援助者だった。

とにかく。とにかく。すべての場面で、彼女はいた。
だが、その彼女はもう今の私の人生にいない。

祈っている。
必ず、すぐに生まれてきてほしい。私は、必ず貴女を見つけ出す。私はあなたに絶対に気づく。

今度は、私があなたを助ける。協力する。応援する。甘やかす。恩をかえす。

もう一度、私の親友になってほしい。