服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

実践します『幼児保育への投資は1ドルが11ドルを生む』

数年前に、幼児教育・保育をめぐる国際的動向に関する論文と、アメリカの学者の書籍を同時期に読んだ。

この中で記憶違いでなければ、アメリカの学者の実験から「乳幼児への1ドルの投資は20年後には約11ドルになる。これほどリターンの確実でよい投資は、他には少ない」という結論内容があった。

読んだとたんに「よし、私はそれを実行しよう」と決めた。それが私のミッションの一つになった。10億を子どもに投資したら、その11倍だぞ、と。

政府が経済界からの拠出金で全国にばらまく(?)現代の公共事業がある。内閣府企業主導型保育事業。それにチャレンジした。

そして沖縄と川崎に、その時の私の実力の範囲で、保育園を作った。

今度は、更に目標を立てた。自分に実力があるのないのと言わずに、自分が思う地域の子どもにさらに投下するぞ、と決めた。目標額まで決めた。

大学を創るというミッションのストライクゾーンのうちに入るので、なんら違和感はない。

このあと、今度は保育士に関する更なるミッションを追加することになるとは、思いもよらないことだが。