服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「教育のなかに希望と未来と勝利がある」

私の恩師が、その教育関係の弟子に語った言葉。

「教育のなかに希望があります。教育のなかに未来があります。教育のなかに勝利があります」

私が沖縄の保育園に、事務局長としてお願いし、そしていま園長にもなってくれている方は、この言葉を信じ、そして体現している人だ。

様々な学校で平の教師も、校長も経験し、教育委員会も経た人間。

世の中に教員はたくさんいる。そのなかで、定年までに教育者になっていくのは、僅かだろう。彼はその一人だ。

世の中に、教育者は何名かいる。そのなかで、真の教育者になるのは僅かだ。彼はその一人だ。

長い教員生活で、どれだけ、この言葉を打ちのめすような経験をしても、教育を希望であり未来であり勝利であると、信じきれた人間。

長く教育会にいて、どんな教え子でも、その成長と変化と未来を信じて、実践し続けたものが、真の教育者。

そして、真の教育者は謙虚だ。過去の成果にしがみつかない。自分自身も教育し、成長させ、変化することを恐れない。

今日、保育園園長対象の研修会に参加していて留守の彼の机の上に、彼が申し込んだ保育士試験の応募用紙が届いていた。