服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

海流という自然から、人生を考えてみる

船舶免許を取ったことを期に、海とか潮流について、よく考えるようになった。そして、人生とかに置き換えてみて、思うことも多くなる。

たとえば。大きな船が通ると、引き波というのが起きる。船が大きければ大きいほど、抗いがたい引き波になる。引かれて、転覆する小舟もある。

だから、小さな船は、たとえ遠くでも大きな船の航路には、気を付けなければならない。近づいてはいけない時とか、近づき方がある。

置き換えると。おおきな会社や大きな人物と、関係している、繋がっているものは、その動向を注視する必要がある。

つぎに、潮汐(ちょうせき)というものがある。季節と満潮干潮で、港の水位が変わる。ばかにできない差である。生活や人生の潮時、潮汐というものに、思いを馳せた。

次に、ご存知、離岸流(りがんりゅう)というものがある。人生の離岸流には逆らわない方がよい、と置き換えてみる。

これをポジティブに考えると、離岸流に乗れば、あっという間に執着や引力のある元の場所から離れられるのだ。大海原に乗り出せるのだ。いいじゃないか。

そして、さて、潮流というものがある。波に流されれば信じられないほど遠くまで行く。

自力では行けない場所、非力ではたどり着けない場所まで、いけるのだ。行きたい場所につながる流れには、乗った方がよい。思った場所ではなかったら、その時はそのときだ。