服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

実録と報告 コロナ・ルールを確立すべき

我が保育園が存するビルで、コロナが発生した。

保育園は、五階建て共有ビルの三階にある。フロアは100坪あまり。その下の1~2階は、クリニックである。四階は賃貸住宅、最上階はオーナー自宅。

そのクリニックの患者にコロナ陽性者がでた。1週間ほど前らしい。クリニックは保健所に連絡し、濃厚接触者を特定され、検査をし、院内消毒もした。そのあとちょうど来た連休と合わせて、閉鎖した。

しかし、ビルの他の入居者に、その事を黙っていた。私達が知ったのは、別ルートで、一週間後の夕方遅く。

即座に、残っていたスタッフで、エレベーターと共有部分の消毒をし、保護者への告知の貼り紙をした。園長はクリニックの事務長に電話で事実確認。そして、那覇市子ども課に連携。メールで保護者に連絡。

消毒しながら、確認を待ちながら、告知の貼り紙を文面を準備しながら、スタッフ全員が、不信感で怒っていた。同じ一階エントランスを使い、同じエレベーターを使う。

「なぜ、言わない」「共有ビルの入居者の自覚はあるのか」「隠せると思ったのか」「クラスターじゃなければ言わないのか」「言わないことが不祥事だ」

いまやコロナは、どこでも発生する。どこにも伝染する。誰でも罹患する。

マスクや手洗い以外にも、コロナ・ルールというのがあるだろう。発生したら、隠さない、即座に伝える、……。
なければ確立すべきだ。