服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

起業や経営は孤独な戦いだが、孤独でない。

よく言う。
経営者は孤独、起業家は孤独、リーダーは孤独、と。

確かに。最大の責任は自分一人にかかり、誰も肩代わりできない。
それに。誰も全部は分かってくれないし、誰も分からない。
そして。自分の進む前には誰もいないし、横にもいない。

決断するのは自分。切り開くのは自分、先端の風を真正面から受けるのは自分。

経営者は、部下が理由で起きた悪いことも、結果の責任を全て取る。
起業家は、制度の仕組みか理由で上手くいかないことも、自分の力不足とされる。
リーダーは、社会の状況が儘ならないせいでも、批判を受ける。

孤独だ。分かってもらえない。それがトップだ。

だが、最近ふと。孤独じゃないな、と思う時がある。

責任をとる、逃げない、と覚悟を決めてからは、何か大きな力に守られていると思う時がある。大きなものが、自分に味方してくれているような気がする。

それは、たとえば実際にはこんな形となって表れる。
ある側面だけでも、分かってくれる人がいる。部分の裁量だが、任せることができる人ができた。風から私を庇おうとしてくれる人がいる。何か助けてくれる人がいる。

有り難い。
そう。孤独だけど、孤独じゃない。