起業してから、しばらく経った頃。
あちこちの経営者本を読んでいても、やたら「経営者は孤独だ」という言葉が入ってきた。「誰も分かってくれない」「誰にも話せない」「誰もとって代われない」などとという表現に、痛く感じいっていた。
実際、経営者は孤独だと、しみじみと思っていた。
ところが最近。むしろ。本を読んでいても。
「経営者は、孤独にならなければならない」「経営者は、敢えて一人の時間をつくらなけれべならない」という言葉に、立ち止まるようになった。
で、実際に、気がつけば、一人になる時間や、孤独の1日を、作り出そうとしている。
平日休んで、代わりに、日曜日に一人出勤するとか。
そして夫もたまに「一人で泊まってきたら」とホテル缶詰を勧める。
市内のビジネスホテルや、大浴場ありビジネス、温泉ありホテルに、「ホテル合宿」と称するお泊まりをするのだ。
そして、孤独になる1日をつくる。外界から遮断する。余白をつくる。
その効果たるや。その成果たるや。
経営者は、敢えて孤独になる。経営者は一人きりになる時間をつくる。その必要がある。