服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

経営者、リーダーとは酷なもの

経営者、リーダーには、ある意味、休みはない。

休日でも、夜でも朝でも、寝ても覚めても、ずっと、その組織のことを考えている。その組織のことをやっている。

経営と運営、立ち上げ期の困難。人事のこと、人の手当て、資金調達と資金繰り、組織風土、持ち上がった問題、当面の課題、育てるべき人材、“居てもらっては困る人”をどうするか、等など。

小さい組織だと、深夜か早朝のメールで、自身がシフトの穴埋めなどで、急きょ早朝出勤をしたりする。

だから寝る時にも、休まらない。休日も休めないときが多い。

しかしそれでは、心身はもたない。良い決断もできなくなる。長期に耐えられない。

だから自分で、努力して、上手に、心身の健康を保つ必要がある。つとめて休み、工夫して余白をつくる必要がある。

というわけで、気分転換をするとか、ぼうっとする日をあえて作るとか、私的旅行をするとか、磁場を離れるとか、工夫をする。

しかし、休日に、磁場を離れて1日目。

ひとりで長距離バスに揺られても、遠い場所で一晩寝ても、違う食べ物を食べても。頭から現在の組織課題が、離れない。(笑)その解決法ばかりを考えている。

創立者は過酷だか楽しい。継続者は過酷だが、まだ楽しさは見いだしていない。