服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

電話の向こうで担当者が泣く

「ついに…。」
昨日、結果を告げる電話が来た。

先ずは返答をした。
「有り難うございます。あなたのお陰です。あなたも大変でしたね」

それを聞いたとたん、電話の向こうで、若い担当者が泣き出した。

言っとくが、私が苛めたからではない。(笑)

突破とはこういうことだ。関係者全員が大変なのだ。だから、思いもよらないお礼の言葉を聞くと、泣き出すのだ。

「私にとっても、こんなことは初めてでして…、私も大変で……、私は…」担当者が涙声で言う。

「そうですね。そうでしたね。そうでしょうね」こちらが応じる。

よく考えたら。担当者の年齢の、私はダブルスコア。(笑)

そんな歳になると、聞いてあげる方だし、誉める側だし、分かってあげる方だ。

昔、拙かったころ、そうして私も育てられた。今や私は、育てる方だ。
勇気と気力を出して、育てる人になろう。