子ども専門病院や児童福祉施設や学校における、心理士や心理カウンセラー等の「心理職」について、少しさわりを勉強している。
保育所や幼稚園において、今後、心理専門職が必用になる、と考えるからだ。
こんな時に便利なのは、放送大学である。というわけで、録りため、それを見ていたら、ハッとする言葉にであった。
「役割りの限界について、知ることが大事」
医者や看護師、教職員、保育士など、それぞれの専門職の中でチームで連携しながら、やりきるには、様々な要素が必用だ。
そして同時に「役割りの限界について知る」ことが必用だと。
これは実は、どんな専門職でも、どんな分野でも、専門職が集まった世界では、必要なことだと、痛感している。
私は保育士の資格を取ったが、法人の代表・経営者という役割り、理事長という立場・役割りがある。
そして、保育士には保育士の、チーフにはチーフの、事務長には事務長の、園長には園長の、役割と立場かあり、お互いがそれを尊重しなければならない。
同時に、それぞれの職員も、それぞれの「役割の限界を知る」必要があるのだ。
もちろん私自身、法人のトップとして、また創立者として、すべてを独断する権力があるし、人事権と生殺与奪を握っている。
それでも、いつもその役割の限界を、自分に課している。お互いがそうすることが重要だと、感じているからだ。