かつて、ある人の悩み相談に付いていったことがある。商売をしているその人は、同じく商売をしている大先輩に、家業のことについて指導を受けた。
大先輩は言った。「商売や経営というのは、零細だろうが大きかろうが、ずっと自転車をこぎ続けることと同じ。永遠に楽になることはない。そう覚悟すると、気が楽になる」
最近、ハーバード何とかの経営の本をよんだ。「経営者というのは、昼夜常にお金のことを考え、人事のことを考え、決断の結果を危惧し、コントロール出来ない社会環境を憂え……。心休まることはない」
同じことを言っている。
最近私は、目が覚めたらお金のことを考え(笑)、移動中はあれをどうしようそれをどうしようと考え、夜はお金のことを考えて(笑)眠れない。
つまり、永遠に不安が消えることはない世界に入ったのだ。(爆笑)