資本主義社会で生きている者には、それを論じたり、呪う権利も、格闘する権利も、評論する権利もある。
というわけで、資本主義について、考えていることを書く。
まず。貨幣は共同幻想だ。
皆が、信じているから、その国や社会のお金、紙幣・貨幣は価値を持つ。
沖縄で生まれ、幼いころドルから円への変換を経験した。次に中国に留学して、兌換券(外国人が使うお金)と中国円の、両方を同時に使用していた。
その結果「貨幣は共同幻想である」という文言を、実感する。
次に。
資本主義社会では、責任を取るもの、リスクを取るものに、お金が集まる。
一番働く人に、お金が来るのではない。一番頭の良い人にお金が集まるのではない。
働いても責任を取らない人、頭が良くてもリスクを取らない人には、お金はそれほど来ない。
何か、名言を言っている気がしてきたぞ。(笑)
これまでは働いてお金をもらう側だった。理不尽を感じたこともあった。だが自分で起業し、経営し、資金調達し、資金繰りして、覚った。
責任を担う者に、多くの報酬が来るのは当たり前だ。勇気を持ってリスクを取るものに、お金が戻って来るのは当然だ。