起業をするときに、お金が貯まってから等と言っていては、起業なんかできない。
ものの本にそう書いてあった。そして私も今、そう思う。
まず。普通の貯金と事業の資金とは、桁が違う。だから資金調達という。
次に。仮に貯めていても、起業のタイミングと額が合わないことがほとんど。だから資金調達という。
そして、個人の仕事と事業とは、そこに必要なものや関係者の広さと深さと量が違う。だから資金調達という。
何より、責任の所在地が違う。お金とか資金とかは、責任の分だけ結果を期待されて、そこに投入される。
責任の所在地とは、責任を引き受ける者とは、起業家自身だ。
怖い。それは恐い。私はこわかった。
だけど。勇気を出して、勇気を振り絞って、資金調達という始めの仕事に足を踏み入れる必要がある。起業家になるなら。