リーダーとか経営者とかでなかったときにも、有ったかもしれないが。
リーダーや経営者、組織の責任者になって、よりクローズアップされる悩みや必要な力量というものがある。
最近「人を認める」ということについて、あらためて考えるようになった。
その人の仕事を認める。その人の経験や力量をみとめる。とにかく、その人を認める。
認めるなんて簡単なことのはずだが。
昔、公共経営アドバイザーをしていたときは、平気でリーダーに対して「その部下を認めてあげなさい」と指摘していた。
それが実際は難しいことなのを、分かったのは今だ。重要性に思い至ったのは、今だ。
いま、やたら自問している。
「私があの人を認めていないから、あの人はあの態度なのではないか」「『認める』ことをしたら、この人は変わるのではないか」
「私だって。かつてあの人に『認めてもらった』と感じたとき、あれほど頑張れたではないか」と。