長と名のつく役職は、責任職だ。外から見るより大変な仕事だ。
スクールなら、園長とか、校長とか、学長とか。法人なら理事長とか、部門長とか。会社なら社長とか、部長とか。
ひとり、立たなければならない。責任を取らなければならない。最後まで逃げてはいけない。孤独に耐えなければならい。断じなければならない。批判を一身に受けなければならない。
そんなのが務まるのは。
修羅場に耐える人間、逆風にも堪える人間。鉄火場を踏める人間だ。
今日「どうして私を園長にしたんですか」と問われた。「あなたは鉄火場を踏んだ人間だから」と答えた。