社会起業だろうが株式会社だろうが、公共経営だろうが、資本主義社会の現代において経営とは、お金の動きである。
資源の創出をどうするか。
どれだけ稼げるか、儲けるか、予算を獲得できるか。
資金の配分をどうするか。どう投資するか。
雇用者の評価をどれどけ給与や報酬に、的確に反映するか。
お金。資金。資源。原資。‥‥。経営と運営、起業と創立は、常にお金のことである。
しかしながら、その経営体を動かしているのは、人である。人間である。
感情があり、個性があり、好き嫌いがある人間だ。
それぞれの力があり、能力があり、才能がある、人間だ。
生活があり、夢や希望があり、人生がある、その人間だ。
経営者は、確かに、誰よりもお金のことを一日中考えている。
同時に、毎日、社員や関係者のことを考え、人事や配置を考え、人材や人財のことを考えている。
だって、経営体を動かすのは人で、組織を成長させるのは人で、物事を成すのは人なのだ。一番、それを痛感しているのは経営者だ。