服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

「日本人はゼロから作ることは苦手」と言うが

観光系のWeb講義を聞いていたら、こんな、言葉が出てきた。

「日本人はゼロから作ることは苦手。だけど、外から入ってきたものをアレンジして発展させるのは得意。」

何度、こんな内容の言葉を聞いたことだろう。教育系でも、ホテル業界系でも、どこでも聞く内容だ。

これだけ聞くのだから、もう常識として、当たり前のことと、されているのだろう。

実は私は、長い間、「自分はゼロから作るのが得意。他の人はもと(本・元)があると、それを発展させるのが得意」と思っていた。

でも、大人になって、こう思いはじめた。「他の人ではなく「日本人は」らしいぞ。今さらだけど、私は、日本人ぽくないしいぞ。そうなのか?」

でも、さらに己れに問いかける。世の中に、ほんとうにゼロのものって、あるだろうか。

頭のなかに、最初につくられるものは、言葉がないと創られない。言葉がなければ思考も想像も創造もできない。

私の思考や想像や創造は、日本語だ。日本語は、私がゼロから創ったまのではない。私が生まれた世の中に、既に有ったものだ。

それで、ある宗教では「最初に言葉ありき」と言うのかな。

そのあと、眠くなった。寝た。