かつて。異なる分野の、複数の先輩から、ちがう言葉で、似たような教えを受けた。偶然、今の自分に当てはまる。
「有名税だよ」と、かつて大組織のナンバーツーだった人。
目立つ立場や組織トップになると、良いことにも悪いことにも、組織内の人間の弁解にも、批判の矛先のかわし先にも、組織内部の人間の自己の存在証明にも、やたらトップやリーダーの名前が使われる。
だから、いわれなき批判が来る。○○が~~だからと、双方から名前を使われる。と。
たから、そういう時はおおように構えろ。いちいち、誰が私のせいにした、と怒るな、思い詰めるな、と。
そして。
「八風に侵されずですよ」ある組織の女性リーダーの諭し。
世間のポジティブな批評・評判四つと、ネガティブな批評・批判四つを、八つの風に例えたもの。
利益を得て潤う、反対に損をする、軽蔑される、反対に褒められる、人々から悪口を言われる、反対に称えられるヨイシショされる、心身が苦しむことがある、反対に有楽・遊び楽しむことがある。
それで、いちいち浮かれたり怒ったりしないこと、と。
そういえば、この前ある経営者先輩が、「年商10億越えると、社長は一度おかしくなる」と言っていたなぁ。10億なんてまだ想像できないけど、利益を得て潤っても、人は駄目になるんだ、と知った日だった。
皆さん、経験あるんですね。貴重な経験からの言葉だ。