ある経営者本に、そうあった。
「自分の欠点に立ち向かいましょう。そして必ず克服しましょう」
難しいんだよね、それ。だから、書かれたり、忠告したりするのだろう。
だから、どちらかというと、「欠点よりも自分の長所に目を向けよう」とか、「欠点を潰すことよりも、長所をさらに伸ばすことに時間とコストをかけよう」なんて言葉のほうに、気持ちが行く。
個人なら、実際、その方がいい。
だけど。
リーダーや経営者の立場になったら、そのリーダーの欠点が「組織の成長のボトルネック」になる。その恐れがある。
それを、心から悟った。
そしていま、自身の長年の欠点、その克服に挑戦している。恥ずかしくて、何だとは言えない。(笑)
「ボトルネックの解消」として、項目をリストアップし、一つ一つチャレンジしている。企業秘密(笑)だから、家族以外には言わない。
やりだしたら、あんなに苦手だったことが、少し楽しい。