はっきり言って、労働局にがっかりした。「あっせん」で、労働局に行ったが。がっかりした。いわゆる“お上”に、ガッカリした。
三度、がっかりを使ったが(笑)、本当にそうなのだから、仕方ない。「お上に絶望した」(笑)という言葉が、その時の私の心境にはぴったしだ。
労働局は、労働者と名乗る者の話しは、どんなんでも、そのまま受け取る。そして、経営者とされる者の言い分を聞くときは、最初から、その労働者の主張をデフォルトとして聞く。少なくとも、私の場合はそうだった。
だいたい。、
あっせん人は、こちらが事前に提出した書類は読んでいなかった。
変だなと思いながら、読んでいることを前提に話し、終わりごろになって、やっと「私側の説明文は読んでいない」ことに気がついた。おそかった。(笑)
あんなに丁寧に、中立を心がけて、事実のみを書いたのも、読んでないならどうしようもない。
なにしろ。双方に「歩みより」を説きながら、一方の言い分しか聞かず・読まず。そして、こちらの譲れる額を言ったら、鼻で笑われた。ほんとだよ。(笑)
正義は通じると思っていた私は、この“労働紛争”においては、経営者として幼かったなぁ。
結果、一方的な、完全な、“歩みより”を受け入れた。
どうしてか。
労働者と名乗る元理事と、完全に縁を切る方法として、決断したからだ。すっきり。
そして、労働局にこれ以上やっても、あらゆるコストのムダだ、と判断したからだ。がっくり。(笑)
“労働局は労働者の味方”という。
私は「労働局は、労働者の我が儘を聞いた」とは思っていない。
私は「労働局は、労働者と名乗る者のペテンを許すんだな」と思っている。