昨日、労働局に、書類を持っていった。
すると、「この『あっせん』はどちらの言い分が正しいかを追及するものではない。歩みよりを促すものだ」と説明を受けた。
つまり、誰が正しいかを追及しないと言うことだ。そうやって、双方に歩みよりをさせるということだ。
それはいい。誰が正しいかを追及していたら、いつまでも解決しないことをあるだろうし、歩みよりも難しいだろう。
でも、帰り道で考えた。
労働局の“あっせん”とは、何だろう。
何が正しいかを追及しないで、本当に、紛争は解決できるのだろうか。労働局のあっせんとは、紛争解決ではなく、紛争集結、紛争収束なのか。
戦争ならば、集結することはとても重要だ。戦争なら、先ずは集結そして解決だ。
いやまてよ。労働局のあっせんとは、紛争解決ではなく、問題解決なのか。紛争になる前に問題を収束させる。そういうことか。
でも、問題ならば、ます問題を整理するだろう。問題を整理したら、必ず正しいか正しくないも、自ずから整理されるはずだ。
すると、誰が正しいとするのではなく、何が正しいとすることか。
いやまてよ。……。……。