何名かから「上手に法人を大きくしましたね」「経営感覚ありますね」みたいなことを、言われる。
そりゃあ、そう言われて、気持ちがいい。いったんは、自惚れる。
だが、分かっている。実は、それほどではない。
なぜなら。保育事業は、制度ビジネスだ。認可園だろうが、企業主導型保育事業だろうが。
制度ビジネスは、ルールに従ってきちんとやれば、省庁・行政から、助成金がでる。
制度ビジネスは経営において、時代の影響は受けるが、時流や季節の影響は受けない。
認可園より、企業主導型保育園の方が、何かが、より厳しい。だが、それでも一般より、ずっと楽だ。
毎日の売り上げに、一喜一憂しなくてやい。あ。ちなみに企業主導型は、月ごとに一喜一憂は、する。
とにかく、厳しい経営感覚は、他の業界と違って、それほど必要としない。
もちろん、経営者感覚が必要だが、普通の会社経営よりは、ずっと楽なのだ。
はっきりいって、それほど経営センスがなくとも、やっていける。
だから、制度ビジネスで上手くいっていからといって、経営者として優れているとは、いえないのだ。
だから、私は自惚れない。己れを知っているから。
だが、これからは“時代が変わる”。制度ビジネスが、唯一影響を受ける要素である、“時代”に、変化が起きるのだ。
心してかかろう。