服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

分野・業界におけるカルチャーショック(笑)

保育界に入って約5年。保育園を開園して4年。

その間に、というか、保育事業のセミナーや説明会に参加しはじめた時から、に何度が驚いたり、不思議に感じたりしたことがあった。

保育界に、ある意味“新規参入”した私と、元々の保育界の、モノの見方とか考えたとか、いろんなことが、違っている。 

常識とされること、思考ベクトル、想定する未来予想と、とにかく、色々なことが、保育界のそれと、ことごとくズレている、異なっている、のだ。

業界のコンサルさんたちと話すとき、保育士さんと話すとき、園長さんたちと話すとき、保育園経営者と話すとき、まるで“異文化コミュニケーション”だ、と何度か思った。

まるで、昔、沖縄から日本つまり本土、首都圏に上京したときに、大きなカルチャーショックがあったが、それと少し似ている。

本土に来たときに。同じ日本語を使っているのに、通じない、分からない、誤解が生じる。ということがあった。

返ってくる反応や言葉に戸惑う。そのそこに“文化が違う”ということを、分かっていなかったのだ。

そして、日本、大和文化で生きていくのに、何もかも分からなくなった。

その後、中国北京に留学したときのカルチャーショックの方が、軽かった。

もともと言語が違うので、“言葉”が違うのは当たり前で、言葉を知れば通じたのだ。反応が予想と違ったときに、「そうか文化が違うからだ」と素直に納得できた。

そして、「あ、そうか。同じ日本語でも、沖縄文化と大和文化が違うから、私は本土、日本、東京で苦しんだのだ」と、分かった。

で、いま、保育業界に入って「その分野の常識とか文化の違いからくる言葉の通じなさ」を、痛感していたのだ。(笑)

もう5年。カルチャーショックは、とっくに乗り越えたけどね。

久しぶりに、また分野カルチャーショックが、有ったので記録として書く。(笑)