世の中で、あるいは事業で、何かの種を撒いておく、というのがある。
それが陽の目を見ること、あるいは芽吹くことは、どれくらいあるのだろう。
しかし偉大な人物や、見事な先輩たちは、それをやってきたし、やっている。
それを見届けることが、出来ないほど、成功はずっと後になる、と分かっている場合でも。
また。
世間で、長いプロジェクトで、あるいは仕事で、仕込みをする、仕掛けをする、というのがある。
それが、上手くいくこと、成功することは、何%くらいなのだろう。たいていがその可否を見届けることができる。
さて。
仕込みや仕掛け。この手のことは、私でもやるようになったし、できるようになった。
結果が見える場合が多いし、その半分くらいは「自分がやった成果だ」と分かるし言える。そしてニヤリと笑える。
立場が上になって、余裕が出てきたりすると、残り半分は、誰かに成果を横取りされても腹を立たなくなる。
それどころか、誰かに成果をあげて、その人を称えることもできるようになる。
なぜかというと、立場か上になると、人を引き上げたり育てたりすることも、自分のやるべきことになるからだ。
さて。最初の「種まき」にもどる。
私は、どれだけ、種を撒いているだろうか。どれだけ、社会のために、未来のために、何かのために、大きな仕掛けや仕込みをしたり、種を巻いたり、しているだろうか。ど
遠くの、目標とする方を見て、思う。
種まきや、仕込みや仕掛けの、半径の大きい人、時間軸の長い人は、凄いなあ、と。