「愚人に誉められたるは第一の恥なり」という言葉がある。
ある年齢になると「あの人に誉められたら、却って恥ずかしい」というのが、本当にあるから面白い。
さて、今度は。誉められるのではなく、その反対のことだ。
リーダーや経営者の立場になると。実際に会ったことのない人や、あまり知らない普通の誰かや、事情をよく知らない人から、抗議を受けたり、批判されたり、私のせいにされたり、意味なく嫌われたり、悪者にされるときがする。
最初は、戸惑ったり、腹がたったり、傷ついたり、まともに説明しようとした。
今は違う。平気になった。
面の皮が厚くなったのか、「一種の“有名税”だから」という慰めに納得したのか。開き直ったのか。
そうかもしれないが。実は。
会ったことないし、知らないから、その人が“愚人”かどうかは、本来は分からない。
けれど、その人は会ったこともない人や実際はよく知らない事で、私を悪いと決めつけたり、私を攻めるのだから、その人は“愚人”なのだ、と思うようになったのだ。
というわけで。最近は「愚人に嫌われる・責められるは、第一の誉れなり」と勝手に考えている。
今日も、一件ありました。(笑)