服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

資金調達って何度やっても、やっぱり大変

新しい事業のために、資金調達の作業が始まり、資金調達コンサルと、第一回目の相談をした。‥‥‥撃沈。(笑)

実は資金調達は、これで、大きくは3回目だ。

最初の資金調達は、6年前、首都圏と沖縄で、同時におこなった。

それぞれの場所で、それぞれ社団法人を設立し、それぞれ別の資金調達コンサルにお願いして、別の銀行と別の公庫から、同時進行でおこなった。4つの金融機関を相手にしていたことになる。

同時に、一方で両方とも、内閣府所管の大型助成金“採択”という、最も重要な資金調達があった。これも、全く別の事業計画書をもっての申請であり、やはり専門のコンサルにお願いし、二人三脚だった。

合わせて大きくは場所で二つ、そして正確には6つの資金調達を、同時に行ったことになる。採択されなければ、全てが瓦解する、というものだ。

いま考えれば、なぜおの恐ろしい事態を突破できたのか。必死だったから、運が良かったから、か。

二度めは、3年前、3つ目の保育園で。コンサルに頼まずに、同じことを自分ですべてやった。採択という資金調達も、銀行融資も、軽く突破。

三度めは、最大瞬間風速○億円の大型案件だった。採択はコンサルなしでは出来ないが、公庫、銀行、機構の3つの金融機関から資金調達は、自分でやった。

お陰で、約1年間、そりゃあ、もう大変だった。あれで、起業家としてと成長した。というよりは、その後は他人から“事業”とか“事業家”という言葉を、かけられるようになった。

そして、自惚れたんだろう。私は。

今回、考えた末に、コンサルを頼んだ。そして、自信満々に事業計画書や資料を、先にコンサルに出していた。

だが、昨日、悟った。この事業計画書は、今の資金調達環境においては、まるで素人だった、と。

やり直しだ。プロジェクトはもう動きだしている。時間がないとか、実力がないとか、環境が変わったとか、条件がどうだとか、言ってられない。気を取り直して、やり直しだ。

心を新たにし、未来に頭を垂れて謙虚になり、知恵と勇気と気力を振り絞り、やり抜くのだ。

大体、同じことの繰り返しは嫌い、なんだろう? 本望だろう? と自分に言いながら。