ある人を見ていて思った。ああ、この人は“余裕”があるのだ、だから色々なことが平気なんだ、と。
頭がよくて余裕のある人は、頭が悪い人や愚か者を演じることができる。バカにされても平気。
能力や才能があって余裕がある人は、ピエロを演じきれる。笑われても平気。
社会的地位があって余裕のある人は、今の評価を取りにいかない。他を立てるのが平気。
では、なぜ、余裕があるのか。
たぶん、別の遠くに目標があるのだ。別の違う高いところに目的を置いているのだ。
頭の良さも能力も才能も、別の遠くの違う目標、遠くの高い目的に使う心持ちでいるのだ。
それが、余裕となる。だから、余裕がある。