もちろん、知っている人からみれば、今さら何を、だろう。もしかして、誰かの本にも書いてあるかもしれない。
だが、自分で分かること、身をもって分かることが大切だ。
で、一連のことを経て分かった。
監査とは、ある意味、達成度テストなんだ。確かに減点主義、杓子定規なところがある。しかし、入学テストとか、関門通過テストのように捉えてはいけない。
事前に指定されたものを、自分たちで、一生懸命準備して。ないものは作成し、あるものは点検して、さらに良くして。
水準を自分たちで保つようにして、レベルを自分たちであげるように努めて。
当日は、監視官より、ないものや、充分でないこと、間違っていることを指摘されて。
そして、それを翌日、いや、その日から改善に着手して。
誠実に取り組めば、相当に成長できる。相当にレベルをあげることができる。
今や私は「監査制度よ、有り難う」という気分だ。