きょう偶然にも、幼い頃の街を歩いた。小学校の通学路や、お使いきた町。
びっくりした。分からなかった。信じられない。
この坂、昔はもっと急だった。違う?
この十字路、こんな小さいかった?
この道、狭くなった?そのまま?
もっと、遠かったよ。
もっと、広かったよ。
もっと、大きかったよ。
本当に信じられないっ、の連発だった。
私の身体がおおきくなったのか。
視線が高くなると、こんなに違うのか。
何が、こんなに私をガリバーにするのか。
たぶん、誰もが一度は体験する驚きを、私は今日、実感した。