「どうして、あの人を園長にしないのですか」「とても良い副園長なのに、なぜ昇進させないの」
よく聞かれる。
私からすれば、はっきりしている。リーダーの仕事は、副とはどう違うか。
それは、決断ができるか、だ。
判断は、いや判断材料を持ってくるのは、別の者や下の人が、できる。
その判断を聞いて、しかし決断をするのは、リーダーだ。
良い決断か悪い決断か、ではない。決断するか、決断できる人間か、だ。
断じれば、必ず反発する人や反対する人、批判する人がでる。それでも決断てきるか、である。
99人が賛成し1人だけ反対する場合がある。堂々と決断する。
51人が喜び49人が怒ることもある。でも、決断する。
あるいは、1人が分かってくれ、99人があなたには付いていけないと言うかも知れない。それでも断固、そう決断する。
それが、リーダー・長だ。
最近、理事長、法人の長として、とある決断をした。その反発やハレーションは、凄かった。
平気だ。たとえ見かけは瞬時の決断や、不公平に見えるだろう。だが、リーダとして、三層の視点、3つの視野、10の判断材料で、決断した。
嫌われても、ワンマンだと言われても、批判されても、リーダーは決断に責任を持たなければならない。
それがリーダーだ。長だ。