カウンターパートという言葉がある。
この立場になって、はじめて、思いもよらず、確認したこと、分かったことだ。
それは、あっちが社長が出てきたら、こっちも社長が対応しなければならない。
こっちが、組織のトップが出ているなら、相手側もトップが出てくるのか常識とか。
あっちが担当者だったら、こっちは担当者を出す。こっちがNo.2を出したら、相手もNo.2を、カウンターパートとして対応する。
つまり、大企業と中小企業の、その範囲内では、組織の大きさに関わらず、一応、組織のトップには対するのはトップだ。大企業のミドルには、中小企業はトップクラスが対応する。
もちろん、再度言うが、大企業と中小企業、零細企業の差とか違いはある。
とにかく。陳情するとか、話し合いをするとか。会議をするとか。協定を結ぶとか。契約をするとか。
首長が出てくると分かったら、こっちは一応トップが出なければ、失礼だ。
そうでない場合。
「おや?相手側、何か事情あるの?」「あれ、どんな零細でも小企業でも、こっちは一応トップなのに、失礼じゃないの?」「え?!トップが出てきた?じゃあね、教えてよ。万障擦り合わせて対応するよ」などと、思うことがある。
とにかく。同じクラスの中では、賢く、カウンターパートを出すことが、常識だし礼儀だ。
外交でも、国主に対応するのは国主だし。県でも、県知事に対応するのは県知事だ。
この事を、組織のトップになって、初めて意識した。だから、あっち側が組織のトップが出てくると分かったとたん、すべてを放り投げて、日程を調整する。
そうしなければ、相手に失礼だ。ということが、分かったこの頃である。(笑)