経営において、資金調達と資金繰りは、同じ部類の悩みであるが、必要とされる能力や才能は、違う。
私は、資金調達は、苦しいが楽しい。いや、楽しくはないが、達成すると痛快だ。だが資金繰りは、苦しい。自分の能力の範囲じゃない。達成し、切り抜けても、ホッとするだけ。
だが、いま我が法人の副代表となっている夫は違う。資金繰りの才能がある。天才的だ。
彼が前職を終わって、本格的に我が法人の経営に参入してくれて以来、私は、資金繰りの辛さから解放された。
彼は、資金繰りにおいて、どんな難題も解決してくれる。どんな道筋も通してくれる。どんな遣り繰りも、的確に、正しく、実効的に、やってくれる。
私は、彼が計算を終わるのを待てばいい。そうして、その資料を見ると、勝利の道筋が、立ち上がっている。
最近、初めて「そうか、資金調達と資金繰りの才能は違うんだな」と分かったくらいだ。
良かったあ。うちの旦那を、ここまで取っておいて。(笑)