とても昔、まだ夢しかなかった頃、とある記事を読んだ。
『富の還流』
アメリカの寄付文化。政府の予算分配によらない、お金や資金や富の流れを書いたものだ。
功成り名遂げた成功者が、奨学金をつくって、若者に回す。または、エンゼル投資家となって、新人の起業に投資する。
最終的に富豪になった人達が、財団をつくって社会貢献する。大富豪になったものが、大財団をつくって世界の課題の解決に富を回したり。
それを読んで、私は決めた。
私も大富豪になって、自分の救うべき人を救おう。寄付したいところに気持ちよく寄付しよう。回すべきところにお金を回そう。と。
そして、小さいお金からでも始めよう、と。ちょっとお金をもったら、それを他の必要なところに、お金を回そう、と。大きなお金を稼げるようになったら、その何%を行かせるべき処に回そう、と。
お金は回って、価値が生まれる。お金は還流して、さらに価値を創出する。
というわけで、まず大金持ちになると決め、最終的には大富豪になると、決めた。本気で。