服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

分かっていて、なぜにまた起業という崖っぷちを歩むのか。

まあ、はっきり言って、起業とはは、本当に危うい道である。

分かっていて、なぜに、また始めたのか。

それは、忘れたからである。(笑)

大変だったということを、忘れるのである。ホントだ。

思いだすと、好転したときとか、上手くいった時とか、困難を乗り越えたときの事しか、記憶にない。

崖っぷちの道を、右足を踏み外すまいと歩むような、そんな危機感は、再度始めるときには忘れている。

苛立たしいほどに進まない時期のことも忘れている。

リスクを常に意識して眠れない夜、というのも美しい記憶になっていた。(笑)

まるで出産と同じだ。出産を経験した人間は「二度と生むものか」と思うものだが、終われば忘れる。本当にあの痛みを忘れる。

それと同じになっていた。

で、いま、また起業で、資金調達や資金繰りで、眠れぬ夜を過ごす日々に入っている。

それでも前よりは、ふてぶてしくなった。(笑)