まあ、はっきり言って、起業とはは、本当に危うい道である。
分かっていて、なぜに、また始めたのか。
それは、忘れたからである。(笑)
大変だったということを、忘れるのである。ホントだ。
思いだすと、好転したときとか、上手くいった時とか、困難を乗り越えたときの事しか、記憶にない。
崖っぷちの道を、右足を踏み外すまいと歩むような、そんな危機感は、再度始めるときには忘れている。
苛立たしいほどに進まない時期のことも忘れている。
リスクを常に意識して眠れない夜、というのも美しい記憶になっていた。(笑)
まるで出産と同じだ。出産を経験した人間は「二度と生むものか」と思うものだが、終われば忘れる。本当にあの痛みを忘れる。
それと同じになっていた。
で、いま、また起業で、資金調達や資金繰りで、眠れぬ夜を過ごす日々に入っている。
それでも前よりは、ふてぶてしくなった。(笑)