服部智恵子の大学設立日記

どうやって大学をつくるか。ゼロからスタート大学設立同時進行日記

夫に“念書”を書かされた

とあることがあって。夫に、これいわゆる念書じゃねぇ?と思われるものを書かされた。今朝。

まず言っておくが、浮気じゃない。この歳になっても私を溺愛する夫を、この歳になってないがしろにするほど、私はバカじゃない。仮に夫が浮気したら、私は即座にクビにする。

とにかく。さて。

この5年ほど私は、ある人(職員)と、バトルをしていた。精神的なバトルだ。お互いに立場を越えた、いや無視した、精神的バトルだ。

私は、恩師に月に一回、近況報告のお手紙を書く。普通は、大学設立への進展などを書く。

だか、たまに「私自身にある『一本の抜きがたき矢』を抜きます」とか、「私の『慢心の旗を下ろして、怒りの杖を捨て』ます」とか、書いたこともある。

それほど、私には、その人に対する、怒りや憤りがあった。収まったと思ったら、沸き上がる憤怒(笑)が起きた。繰り返しだった。

だが、ここ数日、本当に、心の底から、私の心が変化した。本当に私が変化した。

今朝、「本当に乗り越えた」「もう二度と後戻りしない」旨を、夫に語った。

そして、二人分の珈琲を入れて、テーブルに置いたら、夫が「はい。忘れないうちに、自分で紙に書きなさい」と言う。

その横には、私がさっき語った決意などを、夫が既に書き留めたメモがある。

「何、これ念書?!」「いや、違うよ」「私に念書を書かせるの?!」「ち、違う。君が忘れないように、と」

長く、バトルの内を聞かされ、反省の決意を聴かされ、また繰り返される決意の弁を聞かされ。夫はついに、良いアイディアを思い付いたらしい。

書きましたよ。

反省と、その人(職員)への感謝と成長を願う思い、そして二度と後戻りしない決意の弁を。

もちろん、夫とバトルせずに、ね。