人は誰でも嘘をつく。嘘をつかずに、人生を送れる人なんて、いない。
綺麗と思わないけど「きれいよ」と言ったり。美味しくないけど、「美味しい」と答えたり。
会社を辞めたあとに「あの会社、サイテーだ。だから辞めた」と自分を守ったり。説明したり。
これは、人間誰にでもあり、許してあげるべきだ。
しかし。嘘にも程度と、悪質良質がある。
80人も職員を抱えていると、いろんな人がいる。
私は、その人が自分を守るためにつく嘘は許す、というのが古くからの基本だ。
だが、その嘘の連続にへきえきしたり。次々と繰り出される嘘に、ぐったりしたり。ダークすぎる嘘に、こっちの心がブラックになったり。
そうした挙げ句、最近、基準を作った。そしたら、楽になった。
その人が、自分を守るためのウソだったら、許す。
他の人を陥れる嘘だったら、幼稚でも高度(?笑)でも赦さない。
嘘をつくのが快感な人、つまりサイコパスとは、関わらない。
特に、零細中小の組織では、サイコパスの存在は、致命傷になる。
大きな組織になると、含み損または利用価値あり、になるかもしれない。
昨日。幼稚なのに推進力のある嘘で、小さな破壊をいくつも作った、ソシオパス職員に、こっちは演技という嘘で相対した。
嘘の刃と嘘の剣の、戦いだ。(笑)
帰宅したら、副代表の夫から「よく頑張った。これで職員を数人、救った」みたいなことを言われた。疲れがとれた。